義務化されたホームインスペクター

義務化されたホームインスペクター

義務化されたホームインスペクター ホームインスペクターは、中古住宅の取引時にインペクション建物診断基づく物件説明が宅地建物物件取引業者に義務付けられたことで誕生した資格であり、NPO法人日本ホームインスペクターズ協会JSHIによって2019年9月よりJSHI認定インペクション説明技能者が創設されました。この資格は、住宅の構造や構造材などに精通した住宅診断士ホームインスペクターが普遍性求められる第三者の立場で中古住宅の状態を把握するプロ認定しており、住宅に劣化状況や欠陥の有無だけでなく改修及び未来のリフォームの必要性などを性格に説明してくれます。
診断の方法は、屋根や外壁などの外部だけでなく居室や水回りなど家全体を目視で確認する診断に加え、目視では確認しきれない小屋裏や床下潜って隅々まで診断する方法があります現在では、目視だけでなく一般社団法人街と暮らし環境再生機構TERSが有名な赤外線建物診断や家屋内で故意に振動を発生させる耐震診断などを合わせるケースも増加しているのが現状です。

ホームインスペクターの試験

ホームインスペクターの試験 まずホームインスペクションとは、住宅に関する知識を持ったホームインスペクターが第三者的立場で劣化状況や欠陥の有無をアドバイスすることです。そんな専門業務であるホームインスペクターになるには試験を受ける必要があります。民間の資格で知識の有無を判断する為の試験なので、建築士などの資格の有無は問わず誰でも受けることが出来ます。2019年度の実施日は11月17日13時から90分間で、申し込み受付期間は6月25日から9月20日の15時までとなっています。
そして出題範囲は住宅に関する建築の法律、実務範囲のガイドライン、木造住宅やマンションの構造、住宅の給排水、衛生、空調や電気設備関連事項です。詳細についてはNPO法人日本ホームインスペクターズ協会のホームページに記載してあります。ちなみに出題方法は4択で、50問出題されます。会場は札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡の7都市で実施、受験料は14,000円です。